saicho's playground

バンド/カメラ/楽器/スニーカーなど趣味について書いています。

GIZMON Utulensで「写ルンです」気分をミラーレス一眼で楽しもう!【撮影サンプルあり】


どうも!さいちょーです。
カメラ好きの中で発表から話題沸騰中の、ミラーレス一眼用レンズ GIZMON Utulens

発売日に見て「仕事終わって帰ったら注文しよ〜」なんて呑気に構えていたら即完売。
すぐ発売元GIZMONのLINE@に登録して、再入荷分を購入することができました。

FUJIFILMのミラーレス一眼 X-T1を持っているのでFUJI XFマウント用を購入しました。

何枚か写真を撮ってきたので、紹介したいと思います。

GIZMON Utulens

Utulensは紙筒にパッケージされて届きました!

早速開封。中に入っていたものが冒頭の写真でした。

  • Utulens レンズユニット
  • L39 ミラーレスマウント
  • スキンシール(4種類)
  • ポーチ
  • 取扱説明書(兼 保証書)

早速レンズ、マウントをチェック


レンズはその名の通り、「写ルンです」のレンズを使用しています。


プラスチック製の非球面メスカスレンズ


レンズ1枚という、非常にシンプルな構造です。

スペックは以下の通り

焦点距離 単焦点 f=32mm
絞り F16(絞り固定)
フォーカスレンジ 1m~∞

つぎはマウント。実はライカのLマウントのレンズが使えるようになるアダプタです。

L39-FXはL39マウントのレンズをFUJIFILM XFマウントで使えるようにするためのアダプタですね。

と、いうことはマウントを買い換えれば違うミラーレス一眼でも Utulensが使えるようになるんです。
あとはライカのLマウントのレンズも使えるようになってしまいました…沼の入り口じゃないといいのですが笑


マウントはネジこみ式になっています。


このように、レンズをマウントアダプタにネジこんで接続します。

レンズユニットを緩めると近くの場所にもピントが合うようになります。
撮りたいものに合わせて調整しましょう。

UtulensをFUJIFILM X-T1に装着


Utulensはパンケーキレンズなので、カメラに付けても非常にコンパクトなのも特徴です。


私は後付けのグリップを付けていますが、これがないとかなりコンパクトになります。

ボディが真っ黒なので、付属のスキンシールは使いませんでした。

色々な角度から見てみます。


ちなみにレンズキャップは付属しませんのでご注意ください。
持ち運びはポーチなどに入れるとより安心ですね。

撮影前の注意

他のメーカーはわかりませんが、FUJIFILMの場合は 「レンズなしレリーズ」をONにしておかないと Utulensを付けた状態でシャッターが切れません。

撮影メニュー3の一番下に設定があります。(X-T1の場合)

どうやってピントを合わせるの??

Utulensはパンフォーカスなので、フォーカスレンジである、1m以上離れていれば大体ピントが合うようになっています。

とはいえ、レンズをきっちりマウントにネジこんでいる状態だと近くの被写体に実はピントが合いません。

その時は下の写真のように、少しレンズをマウントから緩めてあげればOKです。

もし、撮る前に撮りたい被写体にピントが合っているかを見たい場合は次の機能が有効です。

MFアシスト フォーカスピーキング

フォーカスピーキングとは、以下のようなことを言います。

コントラストの高い輪郭部分が強調されます。
撮影したい被写体が強調されるように調整してください。
FUJIFILMホームページから抜粋

この機能をオンにすれば狙った被写体にピントが合っているかを確認してから撮影が可能です。

まずはフォーカス設定がマニュアルになっているかを確認します。

X-T1の場合はボディ前面にある写真のツマミが「M」になっていればOKです。

次はマニュアルフォーカスアシスト設定を変更します。

撮影メニュー4 > MFアシスト を選択します。


次にフォーカスピーキングを選択します。


最後にピントが合っている位置を何色で表示するかを選択します。

以上で設定は完了です。
これならより安心して撮影することができますね!

Utulens×FUJIFILM X-T1で撮影した写真

早速出かけて写真を撮ってきたので何枚か載せてみます。
※フィルムシミュレーションはクラシッククロームを使用
※撮影後の編集はなしの撮って出し画像

F16と非常に暗いレンズですが、ISO感度シャッタースピードの調整ができるので、朝〜夕方頃まではストロボ無しで全く問題なしです。









どうでしょうか?純正レンズでは得られなかった独特の風合いが気に入りました。

写ルンですの世界を簡単に感じることができるレンズ、とてもいい感じです。
Wi-Fi搭載のミラーレスであれば、撮った写真をすぐスマホに転送して使えるのも便利ですね!

写ルンですではできないISO感度シャッタースピードの変更も可能なので、写ルンですでは写せなかったシーンもUtulensなら写せちゃいます。

対応のミラーレス一眼を持ってる人はぜひ買ってみては??

GIZMON Utulensはどこで買えるの!?

UtulensはGIZMON公式ショップの「ギズモショップ」で購入可能です。
写ルンですのレンズを再利用して生産している関係で、大量生産は難しいようです。
発売直後に完売し、私は2回目の生産で購入できましたがそれも完売しています。

もしサイトを見たときに売り切れだった場合はお店のTwitterやLINE@を登録しておくのがオススメです!

www.gizmoshop.jp

【追記】Amazonでも買えるようになってました!

しかも単焦点広角レンズバージョンも登場しています。
リンク先から各マウント用が選べますよ~!


すでにUtulensを購入した人達にはTwitterInstagramなどで「 #Utulens 」のハッシュタグで写真を投稿している方が多いです。

twitter.com

www.instagram.com

色々な人の写真を見てみて気になったら、ぜひ手に入れてみて下さいね!

※今回の白背景の写真は、100円ショップに売っているもので作った自作の撮影ボックスで撮影しています。
saicho.hatenablog.com